熱可塑性樹脂バリ取り
割れ、欠け、変形のないバリ取り加工
熱可塑性樹脂(熱可塑性プラスチック)バリ取り
対象樹脂(プラスチック)材質
※太字の素材は実績多数あり
- PPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)
- RENY(高性能ポリアミド樹脂)
- POM(ポリアセタール樹脂、ジェラコン樹脂)
- PS+GF(ガラス繊維入りポリフェニレンサルファイド)
- PA(ポリアミド樹脂、ナイロン樹脂)
- PBT(ポリブチレンテレフタレート樹脂)
- PET(ポリエチレンテレフタレート)
- LCP(液晶ポリマー)
- PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)
- PES(ポリエーテルサルホン)
- PC(ポリカーボネート樹脂)
- PPE(ポリフェニレンエーテル樹脂)
- PLA(ポリ乳酸樹脂)
- ミンロン®(ミネラル強化ナイロン樹脂)
- ABS(アクリロニトリル、ブタジエン、ポリスチレン合成樹脂)
- PPO(ポリフェニレンオキシド)
加工製品例
- 自動車部品(ディストリビューター、オルタネーター、センサー、ラジエーター等)
- 電子部品(回路基板、スイッチ、リレー、センサー、ICソケット、ヒューズホルダー等)
- 電気部品(ソケット)
- 家電製品部品(アイロン部品)
- バイク部品(端子などの電装部品)
- プラスチック食器
- 機械部品(カメラ部品)
フェノール、ユリア等の熱硬化性樹脂のバリ取りは『取る』カテゴリの熱硬化性プラスチックバリ取りへ
ゴム成形品のバリ取りは『取る』カテゴリのゴムバリ取りへ
熱可塑性樹脂(熱可塑性プラスチック)のバリ取りについて
- 熱可塑性プラスチックは汎用プラスチックとエンジニアリングプラスチック(通称エンプラ)に分けられます。
- エンジニアリングプラスチックは更に汎用エンジニアリングプラスチック、スーパーエンジニアリングプラスチックに分類されます。
- 一般的に熱可塑性プラスチックは熱硬化性プラスチックに比べてバリが出にくいとされており、更に昨今では金型の品質向上によりバリが発生しづらくなっていますが、実際に何度も成形を繰り返し、金型が摩耗してくると徐々にバリが発生してきてしまうのが現状です。
- 特に耐熱特性や機械的特性の良いエンプラ、スーパーエンプラや、ガラス繊維入りプラスチックの成形品は金型の摩耗が激しいため、バリの発生には細心の注意が必要です。
- PPS樹脂については、熱可塑性樹脂の中でも特に流動性が高く、バリが出やすく成形時のガス発生も多い樹脂です。
また、添加するフィラー(ガラス繊維やエストラマーなど)の影響で成形後に変形が見られる場合もありますので、